15/06/14 season.3へ
season.1と同様にして、子蔓を伸ばして苗を作りなおすことにしました。やり方もseson.1同様。ロックウールに針金で固定しています。
次回、season.3は、season.2で生じた問題点を見つめなおし、更に収穫upを目指したいと思います。
season.1と同様にして、子蔓を伸ばして苗を作りなおすことにしました。やり方もseson.1同様。ロックウールに針金で固定しています。
次回、season.3は、season.2で生じた問題点を見つめなおし、更に収穫upを目指したいと思います。
一通りの収穫が完了しました。なんか、収穫シーズンをあっという間に終えてしまった気がします。
今週の収穫(31―06日)
株A) 個数:01個 2g
株B) 個数:00個
株C) 個数:09個 4g - 1g
株D) 個数:01個 2g
株E) 個数:03個 3g - 1g
今期は、全収穫数139個のうち、2g未満は対象外とした場合、収穫量は114個、総重量は490g、平均重量4.3g/個でした。
昨シーズンに比べ、成績は上がってはいるものの、使用しているビーナスハートが1果約40gの大実をつける品種であるため、まだまだ追いついていません。
今期でも課題が多々得られた反面、摘み葉をはじめ、多くの重要のポイントを確認することができました。というわけで、来期に向けて、茂って傷んだ葉を切除し、ランナーを伸ばして再出発です。
昼温25〜30℃、夜温15〜20℃といった環境です。先週に比べ、収穫数、サイズともに減少しているので、収穫のピークは過ぎ去った感じがします。ちなみに、今週は先週に比べ、甘いものが混在していました。
今週の収穫(24―30日)
株A) 個数:13個 4g - 1g
株B) 個数:00個
株C) 個数:04個 3g - 1g
株D) 個数:11個 4g - 1g
株E) 個数:11個 4g - 1g
今回、株別に集計することにより、中心の株(株B)がほとんど着果していないことがよくわかりました。
いい感じに収穫が進んでいます。今週の収穫で前回の収量を超えてしまいました。
今週の収穫(17―23日)
株A) 個数:12個 8g - 3g
株B) 個数:04個 6g - 1g
株C) 個数:24個 9g - 1g
株D) 個数:27個 8g - 4g
株E) 個数:18個 9g - 1g
葉がかなり茂っているせいもあり、相変わらず、毎朝の2Lの水道水の補充は欠かせません。収穫を終えるまで、摘葉はしない予定です。
次々とイチゴの着色が進んでいます。そして、初収穫!早速、一つ食べてみたところ、イチゴの良い香りと酸味で美味なのですが、想像通り甘味に欠けている感じがしました(season.1よりも明らかに甘味が薄い)。まぁ、前回より、形、大きさが良いので良いか。。大きさに関しては、6gのもので4cm程、8gのもので4.5cm程の大きさになっていました。また、今回は株別の収穫状況も確認するようにしました。
今週の収穫(15―16日)
株A) 個数:00個
株B) 個数:00個
株C) 個数:01個 6g
株D) 個数:05個 8g 8g 6g 5g 5g
株E) 個数:03個 9g 8g 6g
肥大が進んできているイチゴが多く、前回以上の収量を期待できそうな予感。ちなみに、各株でランナーが沢山伸びてきていますが、収穫期間中はランナーは全て切除するようにしています。
昼温は28℃近くまで上がるようになりました。肥大も順調に進んでいますが、急激な温度上昇により、肥大と着色が短期間で進んでいるので、味に影響が出るのではないか心配です。また、せっかく摘葉を辞め、葉が良い感じに茂っていたのに、今年異例の風の強い台風やってきて、それぞれの株がクタクタの状態に。
肥料濃度を変えて1週間も経たないうちに肥大が始まりました。因みに、18日以降、摘葉はしていません。
無事に肥大がスタートしたので、肥料の濃度をもう少し上げてみることにしました(大塚ハウス準A処方4000倍を10L+大塚ハウス準A処方2000倍を10L)。摘葉をしていないことや気温上昇のせいもあり、一日約2Lもの水を損失しているため、毎日水道水を2L補充しています。
気温は、昼温は20℃前後、夜温は10℃前後を維持できる気候になりました。お陰さまで、花は満開です(つけすぎ)。昨年の今頃に肥大が確認できていましたが、今年は果実の肥大が未だに確認できず。そこで、調べたことをメモ。
果実の肥大不良の主な原因
・不受精(過度の低温・高温、降雨による受粉不良)
・他の果実との競合
・過度の摘葉 など
イチゴ果実の肥大の温度
昼温 適温:20〜24℃ 最高:35℃ 最低:10〜15 ℃
夜温 適温:06〜10℃ 最高:14℃ 最低:0 ℃
しまった〜?!本日は、もう既に摘葉を済ませてしまいました。一方、葉と花の状況について、昨年のこの時期の記録と比較すると。。。
昨年) 葉:08〜11枚 / 株 花:20花前後 / 株
今年) 葉:08〜14枚 / 株 花:50花以上 / 株
。。。という感じで、明らかに花が着きすぎのような気が。先週より、気温は肥大に最適なのですが、全く肥大しないのも不自然のような気がします。
こんな状況の中、安直に肥料の濃度を変えるのも、いかがなものかと思いますが、花の受粉がある程度完了したら、肥料濃度を上げることを計画していたため、容器内の水を、今までは大塚ハウス準A処方4000倍を20L投入していましたが、本日より大塚ハウス準A処方4000倍を12L+大塚ハウス準A処方2000倍を8L(計20L)を投入することにしました。吉とでるか、凶とでるか。。。
毎週、摘葉を行い、冬の葉は一通り摘み終わったと思います。そして、相変わらず、摘葉の塩梅に悩んでいます。いろいろ調べた結果、次の2つの案を考えてみました。
案@ 摘葉を継続して毎週行う(葉の縁が褐変したものは徹底的に切除!)
案A 冬の葉を摘み終えたら、イチゴの収穫が終わる迄、摘葉を行わず、収穫後にまとめて摘み取る。
う〜ん、悩みます。今回は、案@の徹底して摘葉をしてみましょうかね(あまり良くないと思いますが)
先々週は、夜温が5℃を下回ったりしましたが、今週は、夜温度が10℃前後、昼温は20℃前後で気候はかなり安定してきています。近所の桜並木も開花しており、まさに春到来です。
そのせいか、イチゴの葉は春モードへ。冬の小さな葉から一変して、大きな青々とした葉が生えるようになりました。そうなると、余計に摘葉で悩んでしまいます。一応、冬モードの葉で縁が黒っぽくなっていたもの(各株2、3枚)を摘み取りました。摘み取っても、葉が大きいので雰囲気はあまり変わらず。葉を摘み取り過ぎると、果実の肥大が劣ったり、甘みが劣ったりするそうな。じゃぁ、放置で良いんじゃない?という選択もありかもしれませんが。
一方、開花は順調に進んでいます。早く肥大してくれないかなー。
まだまだ気温は三寒四温。昼温は10℃前後で留まる日もあれば、15℃近くまで上昇する日も。巷では、ちらほらサクラの開花を見かけるようになりました(ソメヨシノでは無いですが)。そんな春の訪れに伴い、イチゴも眠りから覚めたように、葉の展開のスピードがアップしていて、あっという間にモッサリに(株が増えているのでなおさら)。
今回は、各株で3〜4枚ずつ摘葉しました。イチゴの開花も始まり、開花した花は前回同様、チークブラシで撫でるようにしています。冬〜春にかけての管理方法がわからず試行錯誤中。
梅の花が咲き、苺の花も咲き、春の兆しを少しずつ感じるようになりました(暖かい日は15℃近くまで温度が上がります)。葉の生育も少しずつよくなっているので、毎週日曜に、葉の縁が褐変している葉を取り除いています。
葉を摘みすぎると、苺の実が酸っぱくなったり、小さくなったりするという記載のあるサイトもあるので、摘みすぎないよう、各株、1、2枚を目途にしています。
昼温が12℃を超えるようになったので、久しぶりに摘葉をすることにしました。昨年の11月中旬以降から摘葉をさぼっていたので3ヵ月ぶりになるかも。取りあえず、各株から古い葉を3〜4枚ずつ摘み取りました。
水換えはずっと変わらず2週間に1回の頻度で行っています。花蕾の様子を見ると、春の訪れが待ち遠しいです。
葉のチェックをしたら、イチゴが一輪だけ咲いていました。時期的にあまり喜べるものではありませんが、切除せず放置することに。20日〜25日にかけて一時的に気温が12℃まで上がったせいてでしょうか。
ちなみに12月に入って葉の枚数が増えていないため、摘葉はしていません。12月中旬以降の気温は、昼温が10℃〜5℃、夜温3℃〜-2℃といったところです。
ハダニはなんとか無事に駆除できたようです。11月中旬から、昼温15〜10℃、夜温10℃未満と、秋もかなり深まり、イチゴの株の生育はストップしています。
〜温度と生育の関係(根は地温)〜
葉の生育 : 適温 20〜25℃ / 限界低温 20℃
根の生育 : 適温 18〜23℃ / 限界低温 13〜15℃
水分吸収 : 適温 18〜21℃ / 限界低温 9〜12℃
肥料吸収 : 適温 18〜21℃ / 限界低温 12〜15℃
花芽形成 : 適温 05〜12℃ / 限界低温 5℃
それぞれの株で腋芽から葉が展開しているせいで、かなり葉が密になっています。そして、葉の裏を見ると、ハダニ発見!しかも、前回発症した株から広範囲にハダニが分布していました。
腋芽の葉が展開してきて、摘葉する葉を選ぶのが困難になってきたので、とりあえず葉の縁が褐変したもの全てを摘むことにしました(偶然、各株2枚ずつ摘葉)。
摘葉後、梱包用セロテープでハダニをある程度除去し、ベニカグリーンVスプレーを散布しました。
前回の腋芽の摘芽の失敗を踏まえ、腋芽を対象から除外し、腋芽と関係無い葉を5枚で維持するようにしました(それが良いのか悪いのかはわかりませんが)。
また、腋芽が出てきているのは嬉しいのですが、定植以後、全株において、ランナーと逆方向に芽が傾き、鉢の端に詰まっているような状況になっているので、それも一つの反省点です。定植時はランナー側に定植位置をずらした方が安定して良さそうです。
台風18号が過ぎ去って、被害は何も無かったのですが、葉の裏を見るとハダニがポツポツと。真中の株を中心に広がっていたのですが、まだ被害は大きくなかったので、セロテープでハダニを除去した後に、カダンセーフ(ソルビタン脂肪酸エステル乳剤)を散布しました。
一方、恒例の摘葉ですが、従来の葉の増え方と異なり、葉の増え方にバラつきが(枚数は写真の数字の通り)。しかもいつものランナーが無い。株元を確認したところ、腋芽が出ていたので、葉の枚数を揃えるため、腋芽をポキッポキッと3本やっちゃいました(禁忌)。栽培の本等にあまり記されていないのですが、実はこれ、花芽分化の腋芽だとか。後で気付いた時はすでに遅し。やっちまった!!というわけで、反省の意味を込めて、次にまとめました。
〜一季なりの花芽分化のポイント!!〜
05月〜09月 : ランナー発生期
10月〜12月 : 花芽分化期
12月〜03月 : 休眠期
03月〜05月 : 開花期
一季なり品種は、短日条件で花芽分化する短日植物であり、冬の低温により開花結実が促される。つまり、秋の生長を旺盛にしようと必要以上に肥料を与えると、花芽分化が上手くいかず翌春の花数が減ってしまうので、秋の肥料管理は要注意。
そして、腋芽のまま花芽が休眠するため、この時期の腋芽は折っちゃだめ!!(超後悔)
ref ) タキイ種苗 イチゴの栽培Q&A
前回の摘葉から2週間経過しましたので、改めて摘葉をしました。葉の枚数は全ての株8枚になっていたので、前回同様、2週間で全株3枚増えていました。新しい葉を残して古い葉3枚をハサミでカット。枯れた葉柄は軽く引けばすぐとれます。ちなみに現在、摘葉と水換えを毎週交互に行っています。
全ての株の葉を5枚にしてから2週間が経過し、葉がだいぶ茂ったので改めて、古い葉を切除し5枚に調整しました。全ての株で葉が8枚になっていたので、2週間で全株3枚増えていました。
猛暑以来、容器内の一日の水分消費量は1Lにも達します(それを毎日水で補充)。容器内の水(大塚ハウス準A処方4000倍)は2週間に1回の頻度で入れ替えています(猛暑期間で一日2L以上消費した場合は週1で交換)。ふと、発根状況を確認したところ、良くない株が。というわけで、発根を促すため、次の2点を行いました。(参考 JA埼玉 いちごの管理のポイント)
@株の根元を乾燥させないように、湿った綿で株元を覆いました。これで、クラウン部周辺の不定根の発生を促します。この不定根が重要であるとのこと。
A葉の回転を良くするため、展開葉を5枚に調整しました。摘葉した葉の根元から発根するらしく、摘葉の遅れが根の少なくなる原因でもあるそうです。ちなみに、葉を無理に引っ張ると株を痛めてしまうと思い、古い葉から順にハサミで切除した後、根元が枯れてから取り除くようにしています。
朝イチゴを見たら、カメムシの幼虫が沢山葉っぱについていました。葉の裏にカメムシの卵も見つけたので、カメムシがイチゴの葉で羽化したようです。もちろん、全て駆除。
また、1株だけ、アブラムシが発生しました。拡大前に気付いたので、取り急ぎ、アブラムシを綿棒で取り除き、カダンセーフを散布しました。
定植直後はグッタリしていましたが、翌日には元気にたっていました。以降、すくすく順調に生育しています。
葉一枚だけ、タマムシが美味しそうに食べていたのを発見ッ!早期発見できたので、拡大は回避できました。一方、若の葉の先端で、縮れ&部分的な壊死を発見。これが3株で発生したので、心配です。壊死した葉を除去後、続いて生えた葉は何とも無いので、被害拡大までは至っていない様子(?)。
また、傍で栽培しているトマトでうどんこ病が蔓延し、輪紋病様症状も現れているので、あまり良い状況ではありません。被害拡大しないことを祈るばかりです。
容器内の苗が大きくなり、詰まってきたので苗を定植することにしました。
子苗は親苗から伸びたランナーをロックウールに針金で固定し、ポリポットに入れて育てました。尚、子苗の容器は水道水のみが入っています。
葉にアブラムシがついていたので、株を切り分け水道水で洗浄。また、切断したランナーにテープを巻き、定植時にクラウンの向きを揃えました。定植した容器は親株のものと同じものを使用しました。ちなみに容器内は、2000倍希釈HYPONeXではなく、今回は大塚ハウス準A処方4000倍希釈液を20L投入しています。
season.1では、購入した苗をそのまま定植し、収穫まで行いました。つまり、土壌で育てた苗を使用しています。しかし、今回のseason.2では、定植した苗から子苗を作り、子苗の育成から収穫まで一貫して水耕栽培で行うことを試みてみました。(>>> season.1 はこちら)
栽培で用いた植物(おさらい)
・ビーナスハート(タキイ種苗)
1果約40gの大実。果肉はしまり、甘くておいしい。草勢強く、強健な品種。
前回は、1000倍希釈HYPONeX(6.5-6-19)液で実がつかず2000倍希釈HYPONeX(6.5-6-19)液に切り替えたところ実が実りましたが、収穫量は79個、総重量は290.5g、平均重量3.68g/個、うち最大重量21.7gという結果に終わりました。
さて、今回は、親苗の育成については、2000倍希釈HYPONeX(6.5-6-19)液を用いて子苗を育て、子苗の育苗から収穫までは、HYPONeXではなく大塚ハウスを用いて行います。収穫量はupできるかこうご期待!