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トマト水耕栽培(レッド・ストロベリー)



12/09/02 最後の収穫 そして撤去

無事、実っていた果実を全て収穫することが出来ました。前回報告以降、収穫したものは次の通り。

前回報告以降の収穫
@:重さ 128g / 直径 約5.8cm / 高さ 約6.6cm(2段)
A:重さ 161g / 直径 約6.5cm / 高さ 約6.5cm(2段 裂)
B:重さ 114g / 直径 約5.6cm / 高さ 約5.7cm(3段)
C:重さ 105g / 直径 約6.0cm / 高さ 約5.2cm(3段)
D:重さ 171g / 直径 約6.7cm / 高さ 約6.2cm(3段)
E:重さ 94g / 直径 約4.7cm / 高さ 約5.7cm(2段 裂)
F:重さ 68g / 直径 約4.4cm / 高さ 約4.7cm(3段 裂)
G:重さ 58g / 直径 約4.4cm / 高さ 約4.4cm(4段 裂)

今回の栽培で計22個収穫できました。もっと収穫したかったのですが、台風の影響で、4段花房までとなり残念です。しかし、トマトの味がすごい良かったこと、娘にも大満足してもらえたこと、極一部で裂果・尻腐れ果があったものの酷いものは無かったことより、個人的にはとても満足が出来る結果でした。もっと食べたかった…。




12/08/19 収穫ペースダウン

出だしは好調でしたが、ここ最近、着色がペースダウンしているように感じます。4段花房までしかなく、1段・4段はほぼ収穫が終わっているので、あとは2段と3段の果実の着色を待つだけです。

前回報告以降の収穫
@:重さ 84g / 直径 約5.0cm / 高さ 約5.5cm(3段)
A:重さ 58.0g / 直径 約4.3cm / 高さ 約4.0cm(3段 裂)
B:重さ 108g / 直径 約5.5cm / 高さ 約5.4cm(4段)



12/08/05 小さい果実

レッド・ストロベリーは台風の影響が大きくて残念です(台風の被害さえ無かったら、この美味いトマトを沢山収穫ができたのに)。しかも、娘がほとんど食べ、私の口に入るのは極一部です。そういえば、今週収穫したトマトの1つが肥大する前の小さい状態で赤くなっていました。小さくても味はしっかりしていて美味かったです。

今週の収穫
@:重さ 6.4g / 直径 約2.9cm / 高さ 約2.1cm(3段)
A:重さ 289g / 直径 約8.3cm / 高さ 約5.8cm(4段)

毎週日曜に容器内の水をリセットしているのですが、リセット時のみ水7Lに対しHYPONeX(6.5-6-19)を7gから6gに変更しました。

12/07/29 新たに3個収穫!

今週、新たに3個収穫しました。先々週に異例の気温の低い日が続いたせいで、着色のスピードが遅くなったのでしょうか。しかし、先週頭からまた30℃を超える気候(最高気温は40℃)に戻りました。蒸散が激しいので、2日おきにHYPONeX(6.5-6-19)を1000倍希釈した溶液を2L程(損失分)を与えていますが、その間は2000倍希釈した溶液を2L程与えるようにしています。

今週の収穫
@:重さ 137g / 直径 約5.9cm / 高さ 約6.4cm(2段)
A:重さ 335g / 直径 約8.5cm / 高さ 約6.7cm(3段)
B:重さ 263g / 直径 約7.5cm / 高さ 約7.1cm(4段)
※Aは軽度の尻腐果であった。




12/07/21 順調に収穫&葉の色が…

今週、新たに3個収穫しました。このトマト、冷やして食べるとすごく美味しいのですが、トマト好きな私の次女(1歳5ヵ月)がこのトマトの味を気に入ってしまったらしく、ほとんど次女に食われています。今週は3個収穫しました。

今週の収穫
@:重さ 327g / 直径 約7.6cm / 高さ 約7.5cm (2段)
A:重さ 141g / 直径 約6.2cm / 高さ 約5.8cm (1段)
B:重さ 101g / 直径 約5.6cm / 高さ 約5.6cm (1段)
※オレンジ色の部分は傷んでいるわけじゃないです。緑色のところがオレンジになれば収穫適期と判断しています。着色不良?と思いきや、海外のの写真を見ていると、オレンジ色の部分が残っているのが多い様子。

ところで、以前問題となっていた葉の色ですが、益々症状が悪化しています。また、台風により四段花房の真上で茎頂が折れてしまった為、三段花房と四段花房の間から側芽を伸ばしてみましたが、弱々しいので当てにはならなそうです。残った四段花房までしっかり収穫することを目標にしたいと思います。






12/07/15 レッツ 収穫!!(一回目)

先週から気温が30℃を超えるのが当たり前になったからか、赤くなってきたなーと思ったら、1週間も経たないうちに真っ赤になりました。形は良い感じにレッド・ストロベリー特有のハート型になっています。念願の初収穫ということで、今回は一段花房の3個を収穫しました。

本日の収穫
@:重さ 190g / 直径 約6.5cm / 高さ 約6.0cm(1段)
A:重さ 134g / 直径 約5.8cm / 高さ 約5.5cm(1段)
B:重さ 163g / 直径 約6.0cm / 高さ 約5.5cm(1段)

さて、収穫したトマトをカットしてみたところ、ゼリー部分が非常に少なく、果肉が非常に厚ことがわかりました(種、少なッ)。また、食してみると、果肉は厚いのに非常にジューシーで、果皮も薄く柔らかい。味は桃太郎トマトに近いですが、トマト特有の青臭さも無い。味のバランスがとれていてとても食べやすく、美味。後味もトマトの味がしっかり残りました。個人的には生食がベストではないかと思いますが、果肉が厚いのでソースでも重宝するんじゃない?とのこと(by 妻)。続く収穫が楽しみです。

余談)今までの収穫歴を見てて、共通して果肉が厚かったので、調べなおしたところ、トマトトーンは、本来なら受粉した刺激で発生する植物ホルモンと同じ刺激になる液体を花にかけることで花が受粉したと錯覚して実を太らせるという機序なので、トマトトーンを使用すると果肉が厚くなり、受粉していないので種が未熟でゼリー質が少なくなるんですね。OTZ





12/06/30 続々と障害が登場

台風により葉を失った三段花房と四段花房ですが、順調に果実が肥大しています(もしかすると、二段よりも肥大状況がいいんじゃない?)。しかし、一方で、三段花房で大きくなっていたトマト1個に恐怖の尻腐れの症状が…。他の果実にも広がるのではないかと、かなり心配しています。

また、下葉より葉の色が抜けてきており、中段まで拡大しています。HYPONeX(6.5-6-19、微量元素記載無し)のみを使用しているからでしょうか…と言っても、パープルロシアン、ロッソシシリアンはまだ同様の症状は見られていません。まぁ、苦土欠乏と判断し、苦土を含んだ液肥としてペンタガーデンがあったので、それを100倍希釈して葉面散布しました。

本来なら苦土とALAを含むペンタガーデンに切り替えたいところですが、ペンタガーデンの濃度を濃くすると酸性になってしまう為、HYPONeXからの切換えは避け、葉面散布をすることにしました。




12/06/24 一段花房と二段花房

連続してポッキリ折れたおかげで、花房の骨折対策を行った結果、台風への備えができ、花房はほとんどダメージを受けなかったのは不幸中の幸いです。

一段花房は5果が肥大しており、それ以外(8花)は結実を確認しているものの、大きな肥大が認められていない状態。5果に栄養が吸い上げられているのでしょうか?

一方、二段花房はこれから肥大してくるのかな?ただ、一段花房の5果が肥大したスピードより、だいぶ遅れているような気がして少し心配です。



12/06/21 台風4号で大ダメージ

今年初の本州に上陸した台風4号によって、調子の良かったレッドストロベリーがズタズタになってしまいました。6月の上陸が2004年以来8年ぶりで、テレビで警戒をよびかけられていたので、上陸当日に紐で茎や花房を固定したのですが、風によって茎頂や葉が捻じり折られました。

ダメになった葉を摘み取った結果、3段花房、4段花房の上位には葉が無い状態…。ちゃんとトマトが結実して肥大してくれるのでしょうか…?

ちなみに、近隣エリアの気象庁のデータを見てみると、台風直撃当日の最大風速9m/最大瞬間風速23mとなっており、当日、風で建物が揺れるわ、住んでるマンションも風で揺れてるわで、今回の台風がかなり強かったことを感じました。紐で固定していなかったら、もっと酷いことになっていたかも…。




12/06/18 二段花房も…

朝起きれば、二段花房もトマトの重みでボッキリ折れていました。朝気づいた時に、花房を麻紐で吊るして元通りにしたのですが、夜確認してみると折れた部分から水があふれていました。一段花房と異なり、かなり深く折れてしまったようです。今回は、折れた部分が昼間に乾燥しないように、サージカルテープを巻いて固定しました。

12/06/14 花房が折れてた

ふと一段花房を見たところ、花房の付け根がトマトの重みで折れているのを発見しました。幸いなことに、折れて間もない様子だったので、花房をつるして、折れたところが元通りになるようにしました。大きくなってハート型に整ってきたところなのに…。このまま継続して肥大してくれるかは今後の経過観察次第です。

12/06/10 順次着果!!

一段花房と二段花房で着果が確認できました。特に一段花房は順調に肥大中。レッド・ストロベリーはオックス・ハート形トマトなので、これからの肥大に伴い、それっぽく見えるようになるのかな。

現在の開花状況
 一段花房:13花中13花開花・07花着果
 二段花房:08花中06花開花・03花着果


12/05/28 一段花房トーン付け

一段花房のうち4つ花が咲いたので、取りあえず花房全体にトマトトーンを噴霧しました。。ちなみに、今回は、散布した場所がわかるように食紅で色をつけています。

トマト栽培に関する本を読むと、トーン付けのポイントとしては、柱頭、萼(がく)、離層の3箇所にしっかりトーン付けを行うことだそうです。一応、トマトトーンは100倍希釈したものを使用しています。

12/05/25 一段花房 一番花開花!

ロッソ・シシリアン、パープル・ロシアン、レッド・ストロベリーが同時進行している中、レッド・ストロベリーが最も遅れているかなー…と思っていたところ、一番最初に開花してくれたのはレッド・ストロベリーでした。

一段花房の状態も悪くなく、三段花房まで確認できます。二段花房の花数の少ないのが気になるところではありますが、花芽形成がコンスタントに続いてくれれば取りあえずは良いかな。




12/05/20 花芽発見!

気温が25℃を超えるようになったせいか、生長の勢いが増しています。また、花芽(第一花房・第二花房)も無事につきました。

茎頂部の葉の捻れも無く、茎も太くなってきており、案外、順調なのかもしれない…。ただ、果実を支えるのに十分な茎の太さかというと、微妙な気がします。まぁ、花が咲くのが楽しみです。

12/05/07 根の発育も問題なし

病害問題で一時はどうなるかと思いましたが、なんとか難を乗り越えた様子。ただ、茎が細いのが気になるところです。一方、根の生え具合は、パープルロシアンやロッソシシリアンに遅れ、やっと生えてきたかという感じです。また、ここ数日、相次ぐ突風(近くの茨城でも竜巻が発生)で、心配ごとが続きます。

根が伸びてきたので、容器内の水の量を7Lから6Lに変更したところ、葉露が認められなかったので、水換え時に与える水量は6.5Lに変更しました。


12/04/22 次は障害

なんとか病害を回避できたかなーと思いきや、レッド・ストロベリーだけ、マンガン過剰のような症状(葉の裏表に黒斑)が…。培地内のpHが低くなっている可能性があるので、培地を水で洗浄しました。そこまで焦る程のものではないかな…。

12/04/17 病害発生!?そして剪定

暖かくなってきたなー…と思っていた矢先、同時進行していたトマト3種全てで、浸潤性の不規則な班が現れ、葉が枯れていく症状(疫病?)が認められました。特に、レッド・ストロベリーが最も症状が悪いです。というか、この時期で病害は痛すぎる…。

とりあえず、症状が認められる葉を剪定し、無残な姿に。薬剤散布を考えましたが、子供達がいるので薬剤の使用を避けることにして、肥料と水の管理のみで改善を試みることにしました。
@溶液濃度を750倍から1000倍に変更。
A容器内の液量を8Lから7Lに変更(水面が鉢底に付かず、根のみが水に浸かるように変更。尚、根が容器外まで伸びていないパープルロシアン、レッドストロベリーは9Lまで溶液を投与した後、鉢底と水面が付かないギリギリの水位まで水を抜くようにした。また、培地内の水も過剰にならないように傾けてある程度の水切りを行うようにした。ちなみに、水換え時に2Lの水で先に培地を洗浄する)。

培地内の水をある程度着ることで、夜の葉露の量が大幅に減少しました。葉を剪定したダメージは大きいですが、無事に生長してくれることを祈ります。




12/04/07 春到来

先週、暴風警報や台風並みの爆弾低気圧でヒヤヒヤしさせられましたしかし、春の嵐の到来により、ここ数日で一気に気温が安定しています。おかげで、巷では桜も開花し、やっと春らしい気候になってきました。

屋外の環境は、昼温15℃、夜温5℃超といったところでしょうか(但し、夜温3℃を下回ることもあり)。そのせいか、葉に低温障害らしい兆候が見られます。また、日光の直接照射時間は13時半〜16時半までの約3時間で、以前の住まいに比べ日当たりも良いとは言えません(布団を干すには日当たり良好ですが…)。尚、容器内の溶液はHYPONeX(6.5-6-19)を750倍希釈したもの8Lにメネデール60mLを加えています。前回の反省より、容器内の水を可能なら毎週、最低でも2wに一度は入れ替えていきたいと思います。

12/04/01 育苗箱から屋外へ

自分に対する戒めとして掲載。

全然、よくあることなのですが、天気のいい日に定植すると、根からの吸水よりも葉からの蒸散の方が上回ってシナシナになりますよねー。まぁ、日が沈めばどうってことないですけど、定植する時間帯を考えれば良いだけのこと。

12/03/22 育苗箱へGO!

発芽が確認できたので、そのまま育苗箱へ入れました。育苗箱に変更した理由としては、@播種用トレーで継続して栽培すると湿度が高く、徒長する為。A屋外の環境が、昼10℃以下・夜5℃以下であり、すぐに屋外に出すと、成長が逆に遅くなってしまうため(事前にロッソシシリアン等で試しました)。写真は赤青LEDのみですが、普段は蛍光光を追加して、12時間程光を当てています。箱内の温度は点灯時20℃、夜温15℃といったところでしょうか。尚、HYPONeX(6.5-6-19)を2000倍希釈した溶液を2投1休(水のみ)で与えています。

12/03/16 水耕栽培容器チェンジ!!

従来使用していた栽培用容器ですが、引越に伴い破棄し、新しく作り変えました(というか、従来の発泡スチロール箱が近くで売って無かったので、一新してみました)。

ベースはRichellのガーデンパネルを使用し、中に発泡スチロール箱、アーチ状支柱をはめこんでいます。また、支柱穴にアクリルパイプを通すことで更に安定させています(ガーデンパネルの説明書には、糸で固定してくださいと無茶なことが書かれてました)。これで、従来の容器とは異なり、耐久力や安定感等、様々な問題を解消しました。






12/03/15 栽培の準備

トマトは二年連続で失敗していますが(コストルート、レッドピア参照)、『定期的な水換え』をしなかったことが原因であることを踏まえ、今年は定期的にしっかり水を交換して実施したいと思います。

今回は、ロケットの水耕栽培(再)で使用した、ジフィートレー(27*27*6 サカタのタネ)とサカタのタネの種蒔きスタートセットのトレーを組み合わせて作った播種用トレーの下に、いつも使用しているヒーターを用い、容器内を約20℃にkeep出来るようにしました。尚、播種時の培地は、STGの次世代培地を使用しています。播種については、9時間種を浸水させたものを培地にセットしました。

栽培で用いた植物
・German Red Strawberry(エアルーム)
1995年にキャロライン・メイル博士によって紹介されました。このドイツのエアルーム品種は大きなイチゴのようなオックス・ハート形で横が7.5cmx縦8.5cmで約450gの大きさになり、ミーティな果実を多数生産します。昔懐かしいトマトのフレイバーを現在も味わえる逸品です。

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