２０１０ 日本フラワー＆ガーデンショウ
開催趣旨について
「花」と「緑」に関する知識の普及・啓発を促進し、業界の発展を目的に、国内外の花と園芸に関する商品と情報、造園関連の参加にも力点を置いた園芸・造園の情報、そして「花」をコンセプトやモチーフとした一般生活関連商品と情報も入手できる、名実共に「園芸」に関する日本一の総合ショウとして開催します。
Ｆ＆Ｇジャパンセレクション
種苗メーカー、個人育種家が開発した新品種を、鉢花と切花とに分け色とりどりの花々が展示されていました。種苗メーカー主体の新品種コンテストに加えて、(社)園芸文化協会所属の多くの個人育種家の新品種も展示されています。
例年通り人気投票がありましたが、私が訪問したのが初日ということもあり、投票結果がまだ出ていませんでした。
バラの品種展示コーナー
バラの品種展示コーナーでは、世界のバラの切り花をはじめ、サントリーの青バラの「アプローズ」や、鳩山由紀夫首相夫人である幸様の名を冠したバラ「マダム ミユキ」が展示されていました。
初日のお披露目式には幸夫人がいらっしゃったようなのですが、残念ながら私とすれ違いになったため、トークショーを見れなくて残念です。
ローズゴーランド
今回のガーデンショウのシンボルフラワーがバラということで、ショウ会場の中心部分にローズガーデンが設けられていました。ガーデンのセンターに位置するところには メリーゴーランドを模したガゼボを配置し、バラの切花アレンジメントで装飾。その廻りは通常開花より約2ヶ月も早く開花させた、スタンダード仕立のバラや世界各国（イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、日本）のバラが国ごとに植裁されていました。
企業ブースのセミナー
今年も各社ブースのセミナーはかなり充実していました。初日の最後のセミナーでRechellさんと、HYPONeXさんがバラのセミナーでダブっていたのにはびっくりでしたが…。バラは愛好家も多く、ニーズが高いですからねぇ…。ちなみに、住友化学園芸さんのブースでは吉本のお笑いコンビの子宝が呼ばれていました。
ピックアップ：HYPONeX
HYPONeXさんにはいつもお世話になっています。セミナーも良いんですけど、スタッフの方と30分以上、新製品について教えてもらってました。スタッフと語るといろいろ情報が入りますねぇ〜。最近流行りの重曹と納豆菌の効果や使い方の違い（重曹は少し殺菌効果があるが、葉をコーティングする為、成長は納豆菌の方が良かったり）だとか、実際の農家での使用方法だとか。スタッフからいろいろ教えてもらえるってほんと良いですねぇ！
種苗会社のブース
タキイ種苗さんやサカタのタネさん、カネコ種苗さん、京成バラ園さんなどの種苗会社では、新品種の販売や種子の販売がされていました。種苗会社に関しても、スタッフの方が多く配置されているので、育て方がわからないとか、育てて問題があったとか、直接スタッフさんに尋ねることができます。
「インフィオラータ」（巨大花絵制作）
会場の床面に、バラなどの花びらで描く巨大花絵に来場者たちが花びらを貼り、大きな花絵を作っていました。初日でだいぶ完成していた…というか、私が見た時にスタッフの方が「あと少しで完成します」って言っていたので、初日で完成したんじゃないでしょうか（実際、完成を確認していないので、どうかわかりませんが…）。
ガーデニングレッスン
今回は、かなり体験コーナーが充実していたように思えます。ガーデニングレッスンも大人対象と子供対象がありましたし、体験ツアーやら、子供から大人まで楽しみながら学べるようになっていました。私は後ろから見ていましたが、キッズコーナーと大人コーナーは気合の入り方が違いますね。
