Home栽培・観察記録食用ホオズキの水耕栽培

食用ホオズキ(Physalis Edulis)の水耕栽培



15/07/20 収穫したもののその後

ストックしておいたホオズキの実をチョコディップにすることにしました。その前に、実の中身の構造を確認するために半分にカットしたところ、直径約1.5cmの切断面は茄子のようになっていました。かなりジューシーだったので、ミニトマトみたいになっているのかと思いきや、ゼリー質の部分は無いんですね。

殻を乾燥させると破った後の形が整うようになるので、羽子板の羽のようにしてチョコにディップ。冷蔵庫でチョコを固め食べた見たところ、ホオズキの実がジューシーで、絶妙な酸味と甘みのバランスが絶品です。やはりホオズキの独特な風味はチョコに合います。子供達も大絶賛でした。


15/07/13 強制撤去

仕事中に妻から電話があり、また転倒してしまったとのこと。しかも、5回も。洗濯ものが干せない等々の問題もあり、強制撤去することにしました。本当に残念です。



15/07/12 まさかの転倒?!

確かに風は普段よりは強かったのですが、日常的な風で転倒(この日の最大風速4.3m/s)。しかも、5回以上転倒したので、平日に転倒されては困ると思い、思い切って剪定することに。剪定後も転倒して、更に剪定。転倒による落果は34果、剪定による損失果実数は66果でした。

損失した果実のうち、緑の濃いものは不味くて食えたもんじゃないですが、黄色がかったものは仄かな甘味と酸味のバランスが良く、匂いも癖が無く、悪くない出来でした。しかし、ここまで順調に来ていたのに、転倒してしまうなんて本当に残念です。

この栽培容器の支柱を支える板が、キッチリ固定されているわけではないことと、葉が茂って、風を受ける面積が大きくなったのが原因のようです。この栽培容器も改良の余地がまだまだあります。


15/07/12 ぞくぞくと収穫!

2本仕立ては大成功だと思います。3株で150果以上ついています。袋の中の果実の大きさは1〜1.5cmです。なお、収穫状況は次の通り(朝収穫)。

7月03日:01果  7月08日:04果
7月04日:03果  7月11日:17果
7月05日:07果  7月10日:03果
7月06日:03果  7月12日:02果

さて、肝心の味はと言いますと、黄色いものは酸味が少なく甘いです。また、独特な風味(説明できません)があり、この風味がチョコに合いそうで、海外ではチョコにディップして食されるのも理解できます。嫌な後味は残らず。また、緑色が強くなるほど、酸味が強くなります。黄色がかった緑色の実が甘味と酸味のバランスが良くお勧め。チョコと一緒に食べると、仄かな酸味と絶妙な甘味がマッチして絶品です。




15/07/01 ハダニと初収穫

アブラムシは上手く殲滅できました。が、ハダニが増えてきています。薬剤散布を連続して行いたくないため、ハダニについては様子を見ることに。

本日、3果が落果していました。調べてみたところ、食用ホオズキは株元にビニールシートを敷き、そこに落果したものを拾って収穫するそうです。

流石にベランダにビニールシートを敷くと妻から厳しく指導を受けそうなので、やめることに。幸い、常にベランダを綺麗にしているので、落果しても問題無いかな。


15/06/27 アブラムシの再来

とうとう草丈が1mを超えました。

そんな中、前回、駆逐したはずのアブラムシが再発生して大変なことに。あまり薬剤を使用したくないのですが、隣のトマトへの拡散することを懸念して、早速対処しました。

前回同様に、通常通りの剪定を行い、セロテープである程度取り除き、今回はモスピラン・トップジンMスプレー(住友化学)を散布しました。


15/06/14 二番花、切除 & 整枝の検討

6月8日に関東は梅雨入りとなりましたが、雨天が連日続くわけでもなく、意外と晴れた日が多いです。

二本仕立ても順調。綺麗に仕立てができています。強いて言うなら、真中の株は(葉が重なってしまうため)不要だったかなーという気がします。

一日で容器内の水を約2L失う為、毎朝水道水で補充しています。根も綺麗な根が広がっていて、イイ感じ。




15/06/02 着々と着果中

昼温は約30℃。開花後、次々と着果していっています。そして、週1で不要な腋芽を切除し、二本仕立てで整枝をしています。

整枝に関しては、@二股に分かれたもののうち、更に二股に分かれていない側枝(芽+芽ではなく、芽+葉の組み合わせ)を剪定対象とする。A対象の側枝の葉が5、6枚になるように腋芽を切除(側枝に付いてる花芽は残す)。ようにしています。言葉で表現するのはなかなか難しいです。

また、以前より、毎日駆除していたアブラムシですが、葉が増えるとチェックに時間がかかるため、セロテープで可能な限り取り除いた上で、ベニカグリーンVスプレー(住友化学)を噴霧しました。


15/05/17 二番花、切除 & 整枝の検討

予定通り、二番花も切除しました。

さて、二股になった枝をどのように残していくか…ですが、ホオズキの葉をよく見てみると、葉の突き方が左右非対称になっていることに気付きました(他の株、他の枝も同様)。二股に分かれた跡、一方は二股になっているのに、もう一方は二股になっていない。。これは使えるかも?ということで、二股になっていない方の葉を5枚残し、二股になっている軸を主軸として選択していくことにします。




15/05/17 一番花、切除

昼温が25℃前後、夜温が15℃前後で気温は安定しています。定植時と比べ、かなり大きくなりました。葉にはアブラムシがポツポツ…。見つけ次第セロテープで取り除いています。また、強風対策のため、麻紐で簡易固定を施しています。ちなみに、水換えについては、2週間に1回の頻度で、大塚ハウス準A処方2000倍20Lと入れ替えています。

ホオズキはピーマンや獅子唐と同じく、二股に枝分かれしていき、枝分かれの真中に花をつけます。整枝法について調べてみましたが、明確なものを見つけることが出来ず、“ピーマンと同じ”と書かれたサイトがちらほら見つかりました。

というわけで、ピーマンの2本仕立てと同様に整枝していきたいと思います(一番花・二番花を切除し、側枝の葉を5枚残してカットしていく感じ)。ホオズキで一番花・二番花の切除が必要かどうかわかりませんが、ピーマンのやり方に準じて、切除することにしました。


15/04/12 いざ、定植

7個中、5個が発芽しました。先週は、かなり寒い一週間でしたが、今週は昼温20℃前後、夜温10℃前後を維持し、気候も安定するそうです。苗の状態からして、まだ定植するには早いのですが、毎日の屋内外の移動が面倒なので、5苗中3苗を選んでさっさと定植することに。

定植には、STG培地を使用しました(最近、使いにくく感じますが、STG培地を大量購入してしまったので)。また、容器内は大塚ハウス準A処方4000倍を20L投入し、水面が鉢底に浸るようにしています。問題が無ければ、2週間後に2000倍希釈に変更します。


15/03/29 発芽ッ

7個中、1個発芽、2個発根を確認しました。というわけで、大塚ハウス準A処方4000倍を30mL投与(今後、週2で30mL投与)しました。

本来なら、育苗棚で育てたいところですが、LEDが壊れてしまっているため、日中は屋外に出すことに。現在の昼温は10℃前後、夜温は5℃前後です。来週は冷え込むということで、ちょっと心配。暖かくなるまで屋内外の出し入れが大変です。

15/03/17 パネルヒーター導入!

成功させたい!という気持ちに推され、パネルヒーターを新たに1つ購入しました。タイマーで20時00分〜8時00分に作動するようにセットし、パネルヒーターの温度を25℃前後になるように設定しました。





15/03/16 栽培の準備

以前から気になっていた食用ホオズキに挑戦してみることにしました。料亭とかでたまに出される、甘いやつです。うまく栽培できたら良いのですが。

栽培で用いた植物
・食用ホオズキ(Physalis Edulis)(Vilmorin社)
アメリカ大陸原産で、高温短日の気候を好む。発芽適温は高く24〜32℃。乾燥を嫌うため、夏期は土を乾かさないことがポイントとのこと。Physalis edulisは、草丈180cmでやや大きめのオレンジ色の甘酸っぱい果実が実る。果実はチョコレートにディップしたり、ジャムにしたりとデザート感覚で利用される。

準備
昨年はLEDを用いた育苗棚で発芽させましたが、LEDが壊れてしまったため、今年は市販されている透明丸カップを用いて発芽させることにしました。種は8時間浸水させ、ロックウール1ブロックあたり、1粒ずつ播種しました(種がかなり小さいので、2・3粒にしようか迷いました)。少しだけ水を敷いた丸カップにロックウールを入れ完成。ちなみに丸カップの蓋には喚起口のための切り込みを入れています(重ねてもOK)。

室内の温度は19〜21℃。発芽適温から少し低いかなという気はしますが、臨機応変に対応します(運悪く、パネルヒーターはきくらげ栽培で使用中)。

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