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トマト水耕栽培(マルチノズ・ローマ)

10/07/11 マルチノズ・ローマ終了(中断)

順々に赤いトマトが収穫できていたのですが、正常果の収穫が見込めないと判断し、コストルート・ジェノベッセに引き続き、撤去することにしました。ちなみに、現在の草丈は約150cmで、11花房までできていました。また、一花房あたり、約5〜10個(平均8個)の果実ができていました(落果したものも含む)。

今回はいろんな点で問題があり、尻腐の影響で味やマルチノズ・ローマの特徴的な形を確認することが出来ず、とても残念です。

日を改めて、リベンジを検討したいと思います。



10/07/04 尻腐果12個収穫

梅雨なのに、夜でも30℃を超えている程の猛暑が続いているせいか、尻腐果が色づいて来ました。というわけで、赤く熟したものを収穫してみました。

果実は本来、洋梨形になるものなのですが、尻腐の影響のせいか、歪な形になっています。また、熟し過ぎてるせいもあって、黒くなっている縁が柔らかくなっているものもありました。今回収穫したものは、大きいものは17gありました。果実を切断して、中を見てみると、全部、ゼリー状の部分が発達していませんでした。

一方、味はというと、果肉に強い旨味が感じられましたが、ゼリー状の部分が無い成果、酸味が無く非常に物足りない感じ。火を通すと美味しくなるタイプなのかな?と推測。ただ、残念なことに、未だ正常果の収穫が期待できない状態です。


10/06/27 ピンク色に

第一花房、第二花房のトマトが色づいてきました。ただ、全部、尻腐病になっているので、かなり複雑な気分…。



10/06/12 尻腐病が多発

順次、着果してるのは良いのですが、ほとんどの果実に尻腐病が発生してしまいました。ちなみに、同時進行しているイタリアンレッドピアでも同様です。今までは尻腐病が多発することが無かったのですが…。ちなみに、昨年との変更点は次の3つです。

・水漏れ対策の為、容器の中にビニル袋を入れた
・コスト削減の為、メネデールを与えていない
・害虫対策の為、イミダクロプリド顆粒の予防投与を行った

というか、最後が一番怪しいような気がしますが、尻腐病について調べたところ、「多肥、高温環境下でカルシウムの果実への転流が悪くなり、発生するほか、ケイ素不足は発生を助長する」ということで、カルシウムの葉面散布、ケイ酸の投与が対策として挙げられるようですが、他サイトでリン酸は尻腐病の発生を抑制するという記述もあったので、今までは微粉HYPONeX(6.5-6-19)1000倍希釈を使用していましたが、尻腐病予防の為、HYPONeX液(6-10-5)500倍希釈に早速、変更しました。

10/06/06 無事に着果

順次、トマトが実ってきています。一応、第二花房も実ってきているので、いまのところ問題無いかな??これからが楽しみです。

10/05/23 開花直前

マルチノズ・ローマの一つ目の花房が開花しそうです。ただ、明日から雨で気温が急激に低下するらしいので、ちょっと心配です。

10/05/16 側芽成長中

マルチノズ・ローマが芯止まり性であるという記事はネットで見つからなかったので、窒素過多によるものだと思います。それに、第二花房も葉に花芽をつけちゃっています。ぁぁ、残念…。一応、側芽が成長していますので、側芽の正常な成長に期待したいものです。

10/05/09 花芽形成&芯止まり?

ぐんぐん伸びてくれてますし、花芽も形成してくれています。ただ、前回、肥料の投与量を間違っていた(500倍以上の濃度になっている様子)ようで、かなり心配です。また、二花房目も確認できるのは確認できるのですが、それから先の頂芽が無く(もしかして…芯止まり??)、かなり不安になっています。


10/04/25 支柱の設置

草丈が15cm程になったので、強風対策として支柱を設置しました。今回は従来のものより安定性を向上させる為、アーチ支柱の頂上の交差部にクロスクリップ(タキロン)で止めています。クロスクリップを使うことでだいぶ安定性は向上されました。根も予定通り、水面まで伸びて展開していますし、茎もだいぶ太くなっています。ただ、葉の色が抜けてきているのが気になりましたが、よくよく考えると肥料の濃度を2000倍希釈のままにしていました。ということで、容器内の水をHYPONeX2000倍希釈から1000倍希釈へと変更しました。また、今回は、アブラムシやコナジラミ対策として、イミダクロプリド粒剤0.5%2gを予防投与しました。


10/04/11 生育スピードup

イイ感じに温度が安定している為、生育スピードがぐーんと上がっています。これからの風による影響を考え、支持効果をアップさせる為、ロックウールの穴に小粒の炭ボールを入れました。ここまでは予定通りで順調ですので、あとは支柱と害虫対策を検討しなければ…。

10/04/04 春到来?

4月に入り、気温もだいぶ安定して、昼間は10度を超えるようになりました。ジェノベッセとレッドピアは本葉の状況も良いのですが、マルチノズ・ローマは葉に小班が見られるのがきになるところですが、経験上よくあることなので様子見です。



10/03/18 発芽&屋外へ

6つ発芽を確認し、残りの3つはすべて発根してあと数日で発芽する様子で、非常にイイ感じ。やはり、育苗箱で30℃をキープしている点と、最初の4日間の遮光は効果的ですね。さて、本来ですと、発芽して、気候が暖かくなるまで&ある程度大きくなるまで、育苗箱で育苗するところなのですが、最近、急に温度が上がり、ほぼ毎日15℃あたりにまで上がるようになってきたので(育苗が面倒なので)、外に出すことにしました。

ちなみに、栽培容器は準備や片付けの簡便さより、ロックウールのサイズに合った四角ポット(底に穴をあけています)と、ロックウールキャップを使用しています。また、発砲スチロールの容器から水が漏れることがあったので、ビニールを内側に敷いてみました。使用するロックウールもちょっとこだわって、日本ロックウールからgrodan社に変更。ちなみに容器内は2000倍希釈したHYPONeX(6.5-6-19)に活力剤根っこぐんぐん(GARDEN HOSPITAL/大塚化学)を少し加えています。





10/03/07 栽培の準備

今年もトマト栽培の季節がやってきました!妻に怒られても、トマトの栽培は続けます。ただ、昨年はやりすぎたかな…とちょっと反省してますので、味が良さそうなものを絞ることにしました。また、昨年の栽培容器の問題点の更なる改良を目指します。

栽培で用いた植物
・マルチノズ・ローマ(エアルーム)
イタリアの非常に古いエアルーム品種。約60〜90gの高収穫の約7.5cmの梨型。調理用だが、生食でもスイート。種が少なく缶詰やペイスト・ソースにも適する。1房に3〜5果実。草丈90〜120cmでコンパクト。フォリエイジはダークグリーンで幾分縮れる。

準備
種子を6時間浸水し、給水させたロックウールに播種後、容器をアルミホイルで包み遮光し、4日間育苗箱内に放置。4日経過後はアルミをはずして、育苗箱内に放置(適宜水やり)し、発芽を待つことにしました。

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