Home栽培・観察記録トウガラシの水耕栽培

トウガラシの水耕栽培(万願寺とうがらし)



10/08/16 立ち枯れ

ヤバいと感じていた通り、立ち枯れしました。2日前の様子と比べてみると、見事な変わりっぷりです。

残念ながら、結実が確認出来た実の数は26個あり、中でも2cm程まで大きくなっていたものは16個、うち5cm以上まで大きくなっていたものは4個ありました。(小さい実も佃煮等で使えそうなので一応、収穫。)あと少しもってくれれば、かなりの収穫が期待できたのに…(涙)。

ちなみに、枯れた原因を調べるために、根、茎の外見および縦に切断して調べたところ、特に異常は見られませんでしたが、ロックウール内の液肥の濃度がとても濃くなっていることを確認しました(色が青いのでよくわかる)。いつもは粉末の緩効性肥料を使っていて、早期に枯れるというのが極まれにしか起こらなかった反面、液肥に切り替えた今年は早期の枯死が相次いで起こっているので、肥料が関係してるのではないかなー…と気になっています。

一方、万願寺とうがらしに関しては、10cmを超える大きいものは10個しか収穫できませんでした(育て方のせい??気候のせい??)が、肉厚で非常に甘く驚く程に美味ということがわかり、またリベンジをしたいですね。また、今回はイミダクロプリドを投与したため、葉を食べることを極力避けましたが、農薬を使わずに育てて、葉も堪能したいですね。葉を含めば、かなりの収穫が見込めるかも…。

10/08/14 結実up+葉が…

8月にはいって、吸水がピタッと止まっています。しかも、先週から落葉するようになりました。

一方、気温が35℃を切るようになったせいか、結実数がかなりupしています。今日見ただけで、16個は結実していました。無事に大きくなってくれるといいのですが…。また、いい感じに育ったもの4個を収穫しました。




10/08/07 赤いとうがらし収穫+α

赤く熟した万願寺唐辛子(尻腐果)2個と緑の万願寺唐辛子1個を収穫しました。というわけで、赤と緑を食べ比べしてみました。

生で赤いものを食べてみたところ、尻腐で褐色になった部分は酸っぱかったですが、赤い部分は甘みと微妙な酸味がありました(パプリカみたいな感じの味)。一方、焼いて食べてみたところ、赤いものは生よりも酸味が無くなり、甘みも薄くなったように感じました(個人的な感想ですので御了承下さい)。一方、緑のものは焼くことで、相変わらず甘みが強くなり、美味しかったです。個人的には緑のもののの方が好きですね。

10/08/01 尻腐果と赤

同時進行しているトマト同様、万願寺唐辛子でも尻腐果が発生しました。しかも、障害が生じている部分から赤くなってきています。どくどくしい赤だなー…と眺めつつ、濃い緑色になったらまとめて収穫するつもり。いまのところ、尻腐果は2果だけで、トマトよりは酷くないですが、今後増えてくるのかな…。

10/07/25 ハダニ襲来

順々と万願寺唐辛子が実ってきていますが、一つだけ様子がおかしい葉を発見したので、裏を見とみると、ハダニの巣窟と化していました。熱い&散水しない為、発生してしまったようです。運がいいのか悪いのか、他の葉ではまだ巣窟と化していなかったので、一応、ダメになった葉や危なそうな葉を切除しました。







10/07/19 万願寺唐辛子の味は最高!

最近、日本全国で35℃を超える猛暑日が続いておりますが、万願寺唐辛子は順調(?)に育っています。一番最初に実った万願寺唐辛子は、収穫のタイミングがわからず放置中。ただ、かなり長期にわたって放置している為、硬くなってしまうのではないかと心配になり、収穫してみることにしました。また、収穫のタイミングがわからなかったので、一番目に実ったもの、二番目に実ったもの、三番目に実ったものを収穫し、味等を比較してみることにしました。

@最初に実ったもので濃い緑色をしている。
 …重量:34.7g 長さ:14cm 蔕の直径:3cm

A二番目に実ったもので緑色が少し薄い。
 …重量:20.3g 長さ:13cm 蔕の直径:2.5cm

Bサイズは小さいが、緑の濃さはAと同様。
 …重量:11.1g 長さ:11cm 蔕の直径:2cm

まず、それぞれを二つに割ってみたが、中身の違いは見られず。ただ、割ってみると、ピーマンの様な香りが広がった。また、それぞれ一方を生で食べてみたところ、全く辛みは無く、想像していた以上に甘くてびっくり。ピーマンのような苦味が無く、非常に食べやすい。また、A、Bに関しては、味に若干未熟さが感じられた。長期間放置していたからと言って、別に線維化が進んだりとかしてはいなかったので、長期間放置して緑色を濃くした方が良いみたいですね。

一方、残ったものを焼いて食べてみたところ、甘みがかなり強くなり、本当に驚いた。獅子唐辛子のような味になるのかなー?と思っていたが、風味は近いものの、甘みが非常に強くて、本当に絶品でした。思わず、美味いッ!と言ってしまったくらい。しかも、かなりの肉厚で、食べ応えがある。万願寺唐辛子、育てて良かった〜!と実感しました。これは、かなり育て甲斐がありますね。


10/07/04 伸び伸び

最初に結実してくれた万願寺トウガラシが伸び伸び育ってくれていて、10cmを超えました。仕事が忙しく、整枝に手をつけられない現状ですが、結実数は2個増えて、3個になりました。最近、東京は熱帯夜で、梅雨なのに夜でも30℃超えしてる為、気候の影響もかなり心配です。

10/06/27 結実

毎日のように開花、人工受粉、落花を繰り返していますが、運良く1つだけ結実しました。また、全枝で一本仕立てをしているせいか、主軸となる部分はある程度の太さはありますが、上部へ行くに従って、側枝が次第に細く徒長しています。隔枝にすると、側枝は太くなるのかな…。




10/06/19 落花(最近ついてない)

捻枝を力いっぱいしたところ、枝が割れてしまいました(けど、一応、無事みたいです)。また、先週咲いた一番花ですが、ポロッと落花してしまいました。しかも、3つが落花しました(写真はうち2つ)。

落花の原因を調べてみたところ、
@受粉ができていない
 A短花柱花(雄しべの上に柱頭が突き抜けていない)
 A高温(35℃以上)や低温(10℃以下)
 B日照不足
 C水分不足
 D肥切れ、肥料不足
 E窒素過多
などが考えられるそうです。

未受粉という可能性も高いですが、先週から30℃を超える日が続いたり、同様に育てているトマトで窒素過多の障害が出ているので、かなり不安です。

10/06/13 開花

やっとこさ一番花が咲きました。二番花、三番花と次々に蕾が太ってきているので、楽しみですね。一応、予定通り、一本仕立てで各枝5花で調整しています。ちなみに、同時進行しているトマトで尻腐病が多発したため、今までは微粉HYPONeX(6.5-6-19)1000倍希釈を使用していましたが、尻腐病予防の為、HYPONeX液(6-10-5)500倍希釈に変更しました。

10/06/06 実は三又

やっぱり、予想通り、三又になっていました。三又のうち、最も弱い枝を切除し、実をつける予定の枝を捻枝しました。当初より、一本仕立てを考えていたので、今後は二又のうち実をつける方を捻枝し、一方を伸ばすことを繰り返そうかと思っています(全枝捻枝?)。実をつける枝は3〜5花で調整していこうかと考え中。


10/05/30 二又?

外に出した頃は15℃を切る日が続いたので、三又になるんじゃないかなー…と思っていたのですが、無事に二又に別れました。ということは、花もそろそろですね。地上部の下から順に脇芽が伸びてきていますが、1.5cm程で摘んでいます。摘んだ脇芽や葉は火で軽くあぶると、獅子唐のような香りがして美味しい〜!

10/05/23 葉が大きくなってきた

葉が手のひらサイズになっています。大きいものでは葉身は15cm程で、葉の幅は8cm程です。また、現在の草丈は約30cmにまで成長しました。根の成長はトマトに比べてだいぶ遅いですが、茎が太くて良い感じです。下部の脇芽は摘み取って、そのまま生で食べても意外といけます!花はそろそろですかねぇ…。


10/05/08 脱帽

暖かい春の陽気は束の間、寒さが過ぎたと思ったらGWから気温が30度近くまで上昇するようになりました。帽子をかぶせたままだと昼間に温度が異常に高くなるだろうと思い、帽子を外すことにしました。ちなみに、現在の草丈は15cmで、葉はだいぶ大きく、思っていた以上に柔らかいです。葉を収穫して食べてみたいところですが、ぐっと我慢です。


10/04/29 風対策&温度up

今週の月曜日(26日)にかなり強い風が吹いていたので、帽子を被せることにしました。他のサイトを読んでて、5月中旬や6月頃から急激に大きくなるケースが多いようなので、帽子を被せた方が気温の面でも良いのかな…と思ってみたり。まだ背が低く支柱も難しいので、大きくなるまで帽子を被せる予定です。ちなみに肥料は2000倍希釈から1000倍希釈に変更しました。また、アブラムシ対策として、イミダクロプリド粒剤0.5%2gを予防投与しました。

10/04/19 葉が展開

背丈はそれほど大きく伸びたというわけではないですが、葉は順調に展開しています。マイ育苗箱で育てた場合、そんなに葉が大きくならなかったのですが、屋外で育てると、葉が大きくなってきてます(育苗箱でトマトは順調に大きくなるのにー)。トウガラシは強い光を求めるようです。

10/04/04 春到来?

3月に屋外に出したのは良いものの、寒暖の差が非常に激しく、あまり成長が進みませんでしたが(というか寒さで枯れるんじゃなかいとヒヤヒヤしました)、4月に入って、気温も10度を超えるようになり、桜も満開になったので、これからぐーんと伸びくれるんじゃないかなー…と思います。

10/03/14 屋内から屋外へ

先々週にまた雪が降りましたが、それ以降は15℃を超える暖かい陽気がやってきました。育苗箱で苗を育てていましたが、葉の色が抜けてきていたので、LEDを追加しました。まぁ、外もだいぶ暖かくいい天気が続いているので、発芽苗を一つ選抜し、用意した栽培容器に植え付けました。本来ならば、育苗期間中は15℃を下回らないように管理すべきなのですが、面倒なのでいいや…。


10/02/20 発芽

無事に発芽しました…と言いたいところですが、9粒中1粒で発芽しました。育苗箱が完全な暗条件じゃないのと、水を与える為に蓋をパカパカ開けたのが悪かったのでしょうか。若しくは、種自体が悪いのかも。まぁ、発芽を確認したので、これからは育苗箱のライトをつけて育苗します。







10/02/09 栽培の準備

妻から「トマト以外の果菜類も育ててョ〜」としつこく要望があり、妻の苦手な唐辛子を植えることにしました。と言うか、個人的に唐辛子が好きなので…。しかも、妻のことを考えて、甘とうがらしである万願寺唐辛子を育てることにしました。

栽培で用いた植物
・万願寺とうがらし(タカヤマシード)
万願寺とうがらしとは大正末期に伏見とうがらしと、外国系大型とうがらしであるカリフォルニア・ワンダーの交雑種として京都・舞鶴の地で生まれ、同市内の万願寺地区で作られていたものでこの名が付いた。果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすい事が特徴で、その大きさから「とうがらしの王様」とも呼ばれている。京都府が京都の伝統的な京野菜を指定し、広く京都をアピールするために定めている「京の伝統野菜」の指定第1号品目のひとつである。

準備
トウガラシの発芽のポイントは、嫌光性なので暗示条件下で育てることと、発芽適温が25℃〜35℃と高いため、ヒーターを使用して温度を維持しなければなりません。今回はマルチパネルヒーターを育苗箱の底に敷いて、発芽まで温度を維持します。マルチパネルヒーターは、ペット用の自己温度制御ヒーターですが、サーモスタットと異なり、設定した温度の温度変化を最小限に抑え維持することが出来るそうです(電気代は14wで1ヵ月26円)。 一晩浸水した種子をロックウールに一粒ずつ播種し、育苗箱に入れ、電気を消して蓋をして発芽を待つことにしました。

ページトップへ

水耕栽培空間FiO3 MENU

Copyright (C) FiO3 All Rights Reserved.