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トマト水耕栽培(ブランディワイン)







09/08/09 最後の収穫と撤去

種を蒔いて約半年が経過しました。本日、二本仕立てのトマトを4個収穫して、今回育てたブランディワインは終了です。コナジラミの季節にもなってきたので、収穫後、早速撤去しました。

本日収穫したトマト
トマト@:重さ 123g / 直径 約06cm / 高さ 約04cm
トマトA:重さ 087g / 直径 約06cm / 高さ 約04cm
トマトB:重さ 035g / 直径 約04cm / 高さ 約03cm
トマトC:重さ 014g / 直径 約03cm / 高さ 約02cm

今回、ブランディワインを栽培して、計16個のトマトを収穫できました。他のトマトに比べ、かなり育て難かったのですが、収穫したトマトの味は絶品でした。味・香りともに優れ、果肉も厚く、何と言ってもトマトの大きさには驚かされました。ネットでの評判も高いだけあって、かなりお勧めできるトマトです。一応、一本仕立てと二本仕立ての結果をまとめておきます。

一本仕立ての結果(収穫個数:7個)
最大トマト:重さ 404g / 直径 約10cm / 高さ 約06cm
トップ3平均:重さ 291g / 直径 約09cm / 高さ 約06cm

二本仕立ての結果(収穫個数:9個)
最大トマト:重さ 704g / 直径 約12cm / 高さ 約10cm
トップ3平均:重さ 502g / 直径 約11cm / 高さ 約08cm

最も大きかったのは、6/15に収穫した二本仕立てのトマトでした。写真からその大きさは一目瞭然です。二本仕立ての方が結果が良好に見えますが、育て難さの問題が非常に大きいので、上手く育てると一本仕立てでも大きなものが出来ると思います。

今回、ブランディワインを栽培しましたが、ブランディワインが草勢に影響されやすく、病害にも弱いため、かなり育てるのが難しかったです。また、摘果をすると一本仕立てでもかなり大きいトマトができたんじゃないかなー…と反省。栽培容器に関しては、今回使用したものは昨年のミニトマトの栽培で使用したものを改良したものですが、アーチ支柱を用いることでだいぶ安定性が改善されました。しかし、@発泡スチロール容器なので、支柱を支える穴が弱いこと、A支柱を二本組み合わせる為、段差が生じ、穴がつぶれると不安定になってしまうこと、といった問題点が生じました。昨年よりはだいぶ改善されたので、狭いベランダ空間を効率よく使えましたが、まだ改良の余地があります。

09/07/21 超ミニブランディワインを収穫

復活し始めた二本仕立ての第一花房ですが、小さいまま赤くなってしまいました。自分の親指2つ分のサイズです。まぁ、赤くなったので、収穫です。

本日収穫したトマト
トマト@:重さ 023g / 直径 約04cm / 高さ 約02cm
トマトA:重さ 029g / 直径 約04cm / 高さ 約03cm

09/07/12 二本仕立てで1個収穫

久しぶりに二本仕立てで収穫できました。二本仕立てに大きいトマトはあと1個ついていますが、第一花房の摘果しなかったトマトが順次肥大してきています。一本仕立てよりも状態は良いので、うまくいけばもっと収穫できるかも。

本日収穫したトマト
トマト@:重さ 390g / 直径 約10cm / 高さ 約7cm

09/07/08 一本仕立てで1個収穫

一本仕立てで新たに1個のトマトを収穫しました。一応、この一個が現在のところ一本仕立てで大きくなっている最後のトマトとなります。病害対策と秋植えの準備の為に、早期に撤去を考えたいところです。

今週収穫したトマト
トマト@:重さ 181g / 直径 約7cm / 高さ 約5cm

09/07/06 青いトマトを赤くする

6/23に記した暴風により落ちてしまった未熟なトマトですが、リンゴと一緒に袋の中に入れることにより赤くすることができました。ただ、味に関しては、採れたてのものと比較して、香りや酸味ともに格段と薄くなっていました。やっぱり、採れたてが一番です。

トマト@:重さ 210g / 直径 約08cm / 高さ 約5cm
トマトA:重さ 404g / 直径 約10cm / 高さ 約6cm


09/07/04 一本仕立てで3個収穫

一本仕立てでやっと収穫できました(暴風でトマトごと枝がへし折れてしまったのは痛かったですが…)。

今週収穫したトマト
トマト@:重さ 258g / 直径 約9cm / 高さ 約5cm
トマトA:重さ 211g / 直径 約7cm / 高さ 約6cm
トマトB:重さ 151g / 直径 約7cm / 高さ 約5cm

09/06/27 収穫と生理障害?

先日、暴風で大ダメージをうけた一本仕立てのブランディワインですが、ダメージのせいか、葉の黄化が急速に進みました(まるでカリウム欠乏のよう?)。容器内の水も濁るようになりましたし、少し心配です。一方、二本仕立ては一個トマトを収穫しました。

収穫したトマト:重さ 264g / 直径 約8cm / 高さ 約6cm


09/06/23 暴風でトマト落果

昨夜、久しぶりに強い風が吹き荒れたせいで、一本仕立てのブランディワインが大ダメージをうけました。トマトが落果したというよりも、花房がトマトの重みでへし折れてしまった様子。しかも、一本仕立てのトマトの中で一番大きいトマトだったので、かなり泣けます。このまま廃棄するのももったいないので、室内で放置して赤くなるのを待とうかと思います。




09/06/18 トマト収穫&病害発生

二本仕立てのトマトを1個収穫しました。前の巨大トマトよりは小さいですが、413gで大きいです。収穫したトマトについては、次の通り。

収穫したトマト:重さ 413g / 直径 約10cm / 高さ 約6cm

ただ、問題なのは、雨季に入ってしまったせいか、病害の拡大が促進しています(輪紋病っぽい)。最初、二本仕立て(ベランダの一番端)で病害が発生し、二本仕立てのブランディワインと一本仕立てのブランディワインの間にスプライトを置いているのですが、スプライトを飛び越えて、一本仕立てにも発症するようになりました(スプライトは今のところ特に変化なし)。また、葉だけではなく茎もカビが発生し、ブランディワインだけ状態がかなり深刻です。やばそうな葉を切除していますが、気候のせいで拡大スピードが速くなっているので、葉が全部無くなるのも時間の問題です。他のトマトに悪影響を出さなければいいのですが…。




09/06/15 巨大トマトを収穫

二本仕立ての巨大トマトが赤くなったので、収穫しました。見た目もかなり大きいのですが、収穫時のズッシリくる重さには感動です。今回収穫したブランディワインの重さ等は次の通り。

巨大トマト:重さ 704g / 直径 約12cm / 高さ 約10cm

このサイズにもかなり驚かされましたが、トマトに包丁を入れる前からトマト特有の香が漂ってました(切ると余計にトマトの良い香があたりに広がります)。

ゼリー状の部分がとても少ないですが、とてもジューシーで、香や酸味も程よく、まさに田舎から送られてきたトマトを連想してしまうかのような味でした。トマト好きにはたまらない味です。これ一個でかなりおなかいっぱいになりましたが、調理するのはもったいなく感じ、全て生のままいただきました。


09/06/13 色気づいてきた

二本仕立てで育てているブランディワインの第一花房の一番大きなトマト(拳2個分程の大きさ)がいい感じに色付いてきました。赤!!というか、ほんのりピンクっぽい感じ。来週中には収穫できそうです。一方、一本仕立てのトマトは未だ色付く気配無し。




09/05/31 病害発生?

朝起きて、一本仕立てのブランディワインを見てみると、第二花房の結実したトマトが腐って落果していました。また、一本仕立ての中でも最も大きい第二花房のトマト(直径6cm)を見ると、壊死した部分から茶褐色の粘性のある液体が滲出してきていました。尻腐れ病かなーって思って、放置していたのですが、そんな雰囲気でもなさそうなので、悔し涙を呑みながら最も大きいトマトを切除しました。

いろいろ調べてみたところ、炭疽病の症状が一番近いかも…。他のトマトにも移ってるかどうかが、かなり心配です。

トマト炭疽病(タキイ種苗HPより)
主に熟果や成熟期に近い果実が侵される。初め、果実の表面に水浸状小斑点を生じ、拡大に伴ってややへこみ、中心部から黒褐色の小粒点を同心円状に密生する。多湿時には、病斑上に鮭肉色の粘液物を生じる。被害果実は次第に腐敗して落果する。加工用トマトで発生が多い。被害果実残さ上で生存した病原菌が雨滴によって果実に飛散して感染する。

09/05/23 結実確認

蒸散による損失分の水(1l)を今までは水道水を補給していたのですが、前の日曜日(17日)から毎日100倍希釈した液肥(ペンタガーデン)を含んだ水1lを与えるようにしました。また、念入りにトマトトーンを噴霧したところ、一本仕立てのブランディワインにおいて、第一花房で16花中6花、第二花房で11花中2花が結実して肥大していました。ただ、超大玉なので、摘果に悩みます。





09/05/17 とんでもなく強風&開花状況

天気予報では、本日の朝6時から深夜0時過ぎなかけて、風速約6m/sという数字がでてますが(深夜0時は風速8m/sの予想)、昼間からもっと強い風が吹いているような気がします。葉が風でボロボロになっていたり、別の苗なんて根元からなぎ倒されていました。かなり悲惨です。

さて、花芽状況なのですが、天気が安定していないせいか、管理が悪いせいか、実付きがかなり宜しくないです。開花しても、離層が形成されて、落果してしまいます。草勢が強いって言うわけでもないと思いますが…。

開花状況と結実状況の整理
@一本仕立て
第一花房:16花 中 0個結実
第二花房:11花 中 0個結実

A二本仕立て
第一花房:10花 中 2個結実
第二花房:10花 中 0個結実
第三花房:03花 中 0個結実

第一花房:00花 中 0個結実
第二花房:07花 中 0個結実

ミニトマトのようにそう簡単に結実しないっぽいです。大玉トマトが上級者向けといわれる理由もわかります。

09/05/06 花付状況と結実

GWの里帰りから帰還して、ブランディワインを見ると第一花房の結実が進んでいました。一本仕立てはまだ開花には至っていませんが、二本仕立ては今のところ、かなり調子良いです。ただ、二本仕立てのうちの一方がまだ開花に至らず、もう片方は多くの開花が見られています。あとは、果実が落下せずに成熟してくれれば一応は問題なしです。


09/04/25 開花してます

二本仕立てのブランディワインが開花しました(?)。ブランディワインの花は花の大きさがデカイ…(直径2.5cmくらいあります)。ちゃんと受粉して、結実くれれば良いのですが…。

09/04/12 芽かきが不安

先週確認した、先端部の皿状のものはみるみるうちに花芽になりました。花芽が出来て、一安心…といいたいところなのですが、ブランディワインは他のトマトと葉の形も違うし、栽培する感覚も異なっているように感じるんだ。

例えば、芽かき。一般的に花芽のすぐ下の脇芽の生長が早いので、花芽のすぐ下の脇芽が生長旺盛なのはわかりますが、主軸(?)を調べてみると花芽しかしいていないような気が…。芽かきをするのがかなり心配でしたが、思い切ってやっちゃいました。


09/04/05 二本仕立てに異変?

二本仕立てにする予定のブランディワインですが、片方の先端を見たところ、皿状になっていました。

うーん…、ちゃんと伸びてくれるのでしょうか…。

09/03/29 普通に大きくなってます

挿し木苗がいまいち微妙な感じがしますが、以前の写真と比べてみると、大きくなっているのは明らかです。2本立てのものもだいぶ大きくなっています。ただ、ブラックプリンスと比べて、気温のせいか、生育スピードはかなり緩やかのような気がしますが、気のせいでしょうか。


09/03/15 側芽が生長

事故した苗は側芽がぐんぐん伸び、葉も展開しました。ただ、従来の葉と異なり、葉がかなり硬いです(窒素が多いのでしょうか)。一応、このまま側芽を伸ばし、2本仕立てにする予定です。

一方、挿し木苗の状態の良い物を一つだけピックアップして、栽培容器02号に定植しました。今度は、事故をせずに見届けたいです。


09/03/09 発根と側芽分化

トマトを挿し木してから1週間が経過しました。挿し木した苗は蛍光灯下で放置していました。苗のロックウールを見てみると、全て順調に発根しています。

事故にあって絶望的だった苗と挿し木苗を交換しようかと思ったのですが、事故にあった苗の葉の付け根から側芽が2つ生長しているのが確認できました。面白そうなので、事故に遭った苗の様子を継続的に見ていこうと思います。


09/03/02 リトライ

最初に発芽させ、放置していた苗を用いて再挑戦をすることにしました(一応、種子も3粒播種しています)。放置していた苗があまりにも徒長生長していたので、茎を先端から6cmの部位で切断し、挿し木をして調整するようにしてみました。肥料の管理が悪く、状態も良くないのですが、一か八かで様子を見てみることにします。


09/03/01 最悪のアクシデント

葉から溢水が確認できたので、写真を撮ろうと思った矢先、ポケットに入っていた携帯が落ちて苗にヒットしてしまいました。しかも、当たり所が悪く、茎頂をボキッっと折っちゃいました。茎頂が折れてしまったので、かなり絶望的です。

09/02/22 冬再降臨

先週がかなり暖かかったので、屋外に苗を出してみたものの、今週は冬型の気候に戻ってしまった為、最高気温が10℃未満で最低気温が1℃の日が続いています。トマトは5℃以下になると生育が止まると言われているので、かなり生死の狭間を彷徨っているのかも。根は伸びてはいるものの、葉色が黄色っぽくなってきています。枯れないかどうか、かなり心配…。


09/02/14 定植&屋外へ

ここ数日かなり暖かいので(一昨日から最高気温が17℃くらいあります)、昨年同様、栽培容器02号に定植しちゃいました。昨年は炭ボールの大粒を使用したのですが、今年は茎に負荷をかけないように炭ボールの小粒を使用しています。まずは発根をしっかりしたいところです。


09/02/07 発芽

トマトは発芽適温の方が高いので、寒い時期に発芽させるのが面倒なのですが、育苗箱のおかげでスムーズに発芽することが出来ました。本葉が開いたら2000倍希釈HYPONeX(6-6-6)を与えたいと思います。





09/02/01 栽培の準備

昨年はミニトマト(シュガーランプ、スイートルビー)を育て、収穫状況も良かったので、今年は昨年の経験を生かし、昨年の計画に更に改善を加え、大玉、中玉トマトに挑戦します。また、普通のトマトじゃおもしろくないので、世界の珍しいトマト(本年度は、ブランディワイン、ブラックプリンス)を選んでみました。

栽培で用いた植物
・ブランディワイン(エアルーム)
1889年フィラデルフィアのジョンソン&スタークス社のカタログに初めて掲載され、1902年にはさらに4つの会社のカタログに掲載されていたが、いつの間にか全てのカタログから消えてしまったトマト。今日ではSSEのベストセラーであり、ガーデナーが入手出来る最も美味しい品種と言われている。この種子の系統は、1980年のドリス・サッダス・ヒルのビック・トマト・ガーデンのトマト・コレクターであるベン・クイセンベリー氏からの物。彼の一家は約80年に渡りこれを栽培してきた。重さ約900gまでの大きなピンク色のビーフステーキのような果肉で信じられないようなリッチで強烈なフレイバーの実を着ける。

準備
基本的には昨年同様だが、昨年より2ヶ月程早く取り掛かっています。種子を一晩水に浸け、それぞれ1つのロックウールあたり1粒ずつ播種した。播種したロックウールは自作の育苗箱(20℃〜25℃)に入れた。予定としては、本葉が成長するまで育苗箱で育て、本葉が育ったら前回よりも早期に前回使用した栽培容器002号に定植すします。

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