Home栽培・観察記録青梗菜の種からの水耕栽培

青梗菜の種からの水耕栽培

08/12/14 最後の収穫

前回の収穫から3週間が経過しました。一回目の時の収穫と比べ、葉柄の厚みがだいぶ増しています。ちなみに、葉身が約14cm、葉の幅が約6cm、葉柄が約5cmでした。播種してから、気温の関係もあり、2ヶ月目で本収穫となりましたが、栽培はかなり楽な上、収穫量も多く、水耕栽培にはもってこいの野菜だと感じました。収穫後、炒め物にして食べましたが、くせが無く、味もしっかりしていてとて美味しかったです。


08/11/30 間引き後の様子

先週、半分を収穫しましたが、残りの半分も順調に大きくなっています。葉の大きさは前回収穫したものとほぼ変わっていませんが、葉の枚数が増えているので結果的に1株当たりの大きさが大きくなっています。次の収穫でも期待できそうです。



08/11/23 半分だけ収穫(間引き?)

栽培容器から溢れるくらいにだいぶ大きくなったので、間引きがてらに半分(24本中12本)だけ収穫しました。一応、病害・障害・虫害が全く無くかなり綺麗な状態です。葉の大きさは葉身が13.5cm、葉幅が5.5cmもありました。

採れたてですので、生サラダとおひたしで頂きました。市販されている青梗菜は生で食べるとエグみが強いため、生であまり食べませんが、今回収穫したものはエグみが全く無い上柔らかく、かなり美味しかったです。また、おひたしはお湯に通しただけで市販のものとは比べ物にならないくらいの強い独特な香りを放っていましたが、癖もなく柔らかく非常に美味しく頂きました。

残った12本は更に1ヶ月程様子を見ようかと思います。ただ、最近急激に寒くなり、最低気温0℃で最高気温が12℃の日が続いているので、急な環境変化がどう影響してくるのか気になります。



08/11/09 もうすぐ30日経過

葉柄も太くなり、だいぶ青梗菜らしくなってきました。種子のパッケージには30日で収穫できると書いていましたが、気温がだいぶ低くなったせいで生長スピードも遅くなっていると思いますので、収穫時期をもう少し先に延ばしてみます。

08/11/01 生長の悪い株

ほとんどが順調に生長していますが、数株だけ明らかに生長が遅れている株を確認しました。気になって生長の悪い株の根を調べてみると、根先が水面に届いておらず、羽毛のような毛状根が生長していました。不織布で容器内の溶液を吸い上げるよりも、溶液を根で吸い上げる方が重要だということがわかります。


08/10/24 本葉確認

出だしはかなり順調です。本葉が全ての苗で確認できたので、予定通り、1000倍希釈したHYPONeX(6.5-6-19)を投与しました。

08/10/18 発芽100%

全てのセル(24穴)の種子が無事に発芽しました。来週あたりから1000倍希釈したHYPONeX(6.5-6-19)を投与する予定です。







08/10/10 栽培の準備

水耕栽培のサイトを見ると、よく青梗菜の栽培を記事を見かけます。いつ種を蒔いても育てやすく、耐寒性や耐病性に優れ、簡単かつ大量に生産できるという点でとっつきやすい野菜だと思います。今回は1回の栽培で大量に収穫できるように栽培容器を作り、短期間の栽培で収穫できる極早生のミニ青梗菜に挑戦してみたいと思います。

栽培で用いた植物
・極早生ミニ30日チンゲンサイ(アタリヤ農園)
20日から30日で収穫できる極早生品種で、青梗菜では超小型で草丈が10cmから15cmのミニサイズ。極寒期、盛夏期を除いてはほぼ周年栽培が可能。青梗菜自体、涼しい気候を好むため、秋蒔きが育てやすい。あるまきの場合は病害虫の被害の恐れととう立ちの心配がある。水はけが良く乾燥しないところを好む。

今回の栽培容器05号のポイント
大き目の発泡スチロールの容器に24個の穴(径1cm)をあけました。苗を育てて植え替えたりするのが面倒なので、直播できるように、穴の中にはロックウールと不織布の紐(車のガラスクリーナーのように吸水性にかなり優れているもの)をはめ込み、蓋から垂れ下がる不織布の紐から容器内の水をロックウールの部分まで吸い上げるつくりです。不織布の紐は長すぎると水を吸い上げれないので要注意。害虫対策として、アルミホイルを敷いています。

栽培スケジュールについて
種子を一日浸水させ、発根が見られたものを各セル(穴)のロックウールに種子が嵌まり込むように乗せていきました。発芽後1週間までは放置で十分だろうと思います。発芽2週間目からは1000倍希釈したHYPONeX(6.5-6-19)を投与する予定。また、コナジラミ対策として、不織布を上にかけて栽培します。種子から収穫まで植え替え等をする必要が無いので、養分コントロールをするだけで十分です。

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