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紫カリフラワーの水耕栽培



09/01/12 収穫

花蕾の直径が13cmになったので、カリフラワーを収穫しました。定植後70日ほどで収穫できるのに130日かかってしまいましたが、無事に収穫できて何よりです。花蕾の確認から約1ヶ月後の収穫ですが、花蕾が形成されてから急速に成長しているのがわかります(花蕾のそれぞれの茎が伸長生長する為、拡散して伸長生長する結果、花が大きくなる)。根の状態も良いです。

花蕾の大きさの推移
08/12/13 約2cm
08/12/22 約4cm
09/01/04 約7.5cm
09/01/13 約13cm

このバイオレットクインは熱を加えると紫色から緑色に変化します。食材としては、市販されているカリフラワーよりもカリフラワー特有の臭いがキツイです。茎や葉も茹でてみたのですが、臭いがキツくて、調理するのは難しいだろうと思い、調理を断念しました。花蕾の味としては、市販されているものより風味も良く、しっかりとして甘みがありました。



08/12/22 徐々に肥大

だんだんとカリフラワーの花が大きくなってきました。この調子でいけば、収穫は年明けになります。また、クリスマスから年始まで留守にするので、その間、様子を見ることが出来ません。帰ってくる時に問題無く大きくなってくれてるといいのですが…。

08/12/13 やっと開花

結局、支えになっていたロックウールが完全に砕けてしまい、またもやバランスが崩れてカリフラワーが更に傾いてしまいました。ただ、本日、やっとカリフラワーの花を見ることが出来ました。定植後70日ほどで収穫できる早生種のはずなのに既に100日が経過しています。


08/12/07 嵐到来

5日に雨風ともに激しい嵐が訪れ、帰宅後確認したところ、カリフラワーがなぎ倒されていました。どうやら、風を受けて支えとなっているロックウールが完全に砕けてしまったようです。一応、今は麻紐でバランスがとれるように固定しました。今回の構造上、一番負荷のかかるロックウールの部分を表面にもってくれべきではないですね。今後は、雨風に耐えれるような支持機能を考えなければならないです。

08/11/30 11月も終わり

生長具合は相変わらずなのですが、最近グラグラしにくくなったなぁと思って根を見たところ、以前と比べ多くの根が発生していました。根の状態も悪くは無いみたいです。

08/11/22 強風でグラグラ

相変わらず花は咲きません。最近、最低気温が0℃で風が強い日が続いています。カリウラワーの葉が大きく風を受けやすい為、付け根のロックウールで固定できずにバランスが悪くなっています。風を受けて転倒するところまではいってませんが、傾く程度です。北風がビュービュー吹き出したらヤバイかも…。


08/11/15 まだ葉だけ

かなり冷え込むようになって葉の成長も遅くなっている気がします。下位の茎より上位の茎の方が圧倒的に太いのがかなり気になります。しかも、下位の茎が細すぎる状態。ロックウールが茎を圧迫しているのでしょうか?(個人的には考え難いです)。もしかしたら、苗を作る際に伸長生長よりも、発根と肥大生長を優先した方がいいかもしれません。最初の発育ペースは遅いですが、吸水能を発達させてやることで生産性を向上させるような気がします。かなり反省モードですが、観察は続けます。

08/11/09 毛状根の発生

曇っているせいか、本日13:00の気温が12℃です。特に大きな変化は無いのですが、通常なら肥料を含んだ水をに栽培容器に4リットル入れるところを先週は3リットルだけにしたせいか、水面よりも上の部分に羽毛のような毛状根が発生しました。特に影響は無いと思いますが、一応、水量を4リットルにもどしました。

08/11/01 葉の分化促進?

最近、昼は20℃で夜は15℃と徐々に冷え込んできました。温度のせいかわかりませんが、茎の頂端で葉の分化が盛んになっています。調べたところ、早生種のカリフラワーは17〜20℃以下が2週間以上続くと花芽分化が開始されるそうです。そろそろ始まるのでしょうか…。

08/10/25 不定根?

先週、ロックウールと茎の接触部分の表皮が一皮剥けたことを記しましたが、その真上から根のような突起が生えてきました。今後、どうなるのかちょっと楽しみです。また、先週の写真と比較すると、急速に成長しているのがわかります。そのせいか、茎の肥大生長も進んでいます。


08/10/19 葉の展開は順調

葉の分化は順調のように感じますが、茎に関しては、先週と比べて少し肥大生長が見られますが、まだまだの状態です。ロックウールと茎の接触部分で、茎に亀裂が入り、表皮が少し剥がれてるのがちょっと気になるところです。

08/10/11 黄色粘着シート

コナジラミ対策として、黄色粘着シートを設置しました。かなり有効性を感じます(白いツブツブがコナジラミ)。ただ、粘着シートを設置してても、1、2匹、葉についていることもあるので、夜にコナジラミの確認をするようにはしています。根も容器内の水面に届くようになり、生長スピードが上がってきたように感じます。今後が楽しみです。


08/10/05 順調に生長?

ちょっと株が小さいのかなという気はします。残念ながら、近くで育てていた春菊でコナジラミが発生してしまい、その流れでカリフラワーにもコナジラミが数匹ついてしました。手で駆除できる範囲だったのでまだ良かったのですが、当分は毎日チェックする予定。



08/09/27 大型栽培装置へ移植

今週から気温が20℃前後になり、秋らしいカリフラワーにとっては良い気候になってきました、先週に比べ、だいぶ大きくなってきています。本葉が3枚開いたら栽培容器001号へ移す予定だったのですが、台風のシーズンになってきたので、安定した栽培容器002号へ移すことにしました。

ただミニトマトの時に使用した時と違い、草丈が低いため、ロックウールを挿入できる穴を開けた発泡スチロールのふたを作成し、鉢の中にベニヤ棒でロックウールが棒に乗っかるように改良しました。カリフラワーの苗を挿入する際、容器内の水面にロックウールが付くようにするには、ロックウールの高さが足りなかったので、2個連結タイプにしました(ロックウールを3個連結すると頂上まで水が浸透できませんが、2個連結なら十分に浸透します)。

これで当分は水遣りする必要もないので、様子見です。また、移植する際、ロックウールの側面から根が生えてきていたので、順調に根が慎重してくれれば安心です。


08/09/20 発芽二週間目

葉がだんだんと大きくなってきています。生長が遅いような気がして心配になっています。一月でどれくらい生長するのかがすごく気になります。

08/09/14 栄養プール

発芽1週間で本葉が大きくなってきました。そこで液肥を投与しようかと考えていたのですが、養分のコントロールを出来るように今回、工夫してみました。と言っても、HYPONeX(6-6-6)を1000倍希釈した水を容器に入れ、その中にロックウールを浸けて15分程浸透させるだけです。これでロックウールの中の養分の濃度が下がっても(例え上がったとしても)、濃度勾配によってロックウールの中の養分濃度は元の濃度に戻ります。これを週一でやる予定です。それ以外は水を投与します。

08/09/06 発芽確認

6個中1個が発芽しました。他のものの様子を見ていると、来週あたりに発芽しそうな感じです。水の管理に関しては、水の与えすぎを避けるため、ロックウールを湿らす程度に維持しています。





08/08/31 カリフラワー栽培の準備

夏も終わり、ミニトマトの収穫もひと段落したので、秋から冬にかけて収穫できる野菜の一つであるカリフラワーに挑戦したいと思います。ただ、普通のカリフラワーだと面白くないので、今回は紫カリフラワーのバイオレットクインを選んでみました。園芸本を読むとカリフラワーの種まきは6月に行うようなのですが、種の袋の蒔き時を確認すると、関東の温暖な気候では7月〜8月末にかけての播種が推奨されているのでギリギリ大丈夫だろうと思います。

栽培で用いた植物
・バイオレットクイン(タキイ種苗)
紫色のカリフラワーで、定植後70日ほどで収穫できる早生種。花蕾に熱を加えると鮮緑色に変化する。発芽適温は15℃〜30℃で生育適温は15℃〜23℃。白いカリフラワーは白さを維持する為に、葉を結束するのですが、紫カリフラワーは日光を当てることで色が濃くなるため、葉の結束は不要。

種の準備(昨夜行いました
@種子を10時間程(適当)水に浸ける。
A浸水後、水を種子が顔を出す程度まで水を減らす。
B一晩置いて、発根を促す。
C発根した種子をロックウールに植える。

栽培スケジュールについて
今回は、発芽させて苗を作成したら、恒例の小型栽培容器(栽培容器001号)で育成させ、発根状況に応じて、ミニトマトの栽培で用いた大型栽培容器(栽培容器002号)へ移したいと思います。栽培温度等は問題ないと思いますが、ベランダの日当たりが悪いので、背の低いカリフラワーの栽培に影響するのではないかと心配です。また、現在、関東地方に毎日のように集中豪雨が続いているので、雨の対策も考えないといけないです(一応、ビニル傘をさしてます)。

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