Home栽培・観察記録寒天ではつかだいこんを栽培A

寒天ではつかだいこんを栽培A





08/04/27 播種後、6週間経過[収穫]

先週、液肥を与えるのを忘れて、水だけ与えてしまいました。

予定通り収穫しました。4週目に水のみを与えたせいか、かなり大きく育っています。また、『寒天ではつかだいこんを栽培@』で得られた結果通り、寒天で育てたものには病変がありませんでした。ただ、B区での発芽率が低かったのが残念です。

寒天A区の結果
肥大部の重量(全ての平均):4.5g (n=9)
肥大部の重量(上位5株の平均):5.7g (n=5)
肥大部の重量(上位4株の平均):5.9g (n=4)
葉の顕著な病変株数:無し

寒天B区の結果
肥大部の重量(全ての平均):3.0g (n=6)
肥大部の重量(上位4株の平均):4.2g (n=4)
葉の顕著な病変株数:無し

B区の結果はイマイチでしたが、『寒天ではつかだいこんを栽培@』の結果に比べてかなり良いです。また、葉も綺麗なので、肥大部と葉をあわせるとかなりの収穫です。ちなみに、データとしてはとっていませんが、葉の成長の程度も前回と比べてだいぶ大きいです(ちなみに、寒天A区と前回の寒天区の違いは、開始初日の記録を参照下さい)。

やはり、4週目から5周目にかけての成長の影響が大きそうです。肥料の濃度や投与スケジュール、使い方等を見直すと収穫量はもっと向上しそうです。




08/04/20 播種後、5週間経過[肥料忘れた]

先週、液肥を与えるのを忘れて、水だけ与えてしまいました。

それにしても、水だけで量増しして、一週間でこんなに葉が一気に成長するとは…。しかも、葉がすごく柔らかいです。肥料の設定を考え直したほうが良いですね。本日は通常通り、肥料を与えました。

ちなみに、本日、『寒天ではつかだいこんを栽培@』の収穫日でした。『寒天ではつかだいこんを栽培A』は来週収穫したいと思います。

08/04/13 播種後、4週間経過

寒天B区の発芽率は悪かったものの、A区・B区ともに発芽したものは病気もなく順調に育っています。


08/04/06 播種後、3週間経過

播種してから21日が経過しました。相変わらず寒天B区の発芽の状況は悪いです。また、A区とB区の苗は同程度の大きさです。少しずつ肥大していっています。肥大具合は『寒天ではつかだいこんを栽培@』の三週目の土区よりも大きくなっていると思います。結果がどうなるか楽しみです。一応、こちらも@と同様に6週目まで観察したいと思います。




08/03/30 播種後、2週間経過

寒天A区は全て発芽しましたが、寒天B区は不調…。発芽率と2週目現在の子葉の大きさを下にまとめてみます。

寒天A区の現状
a)発芽率 1周間目:24/27 ⇒ 2週目:27/27
b)子葉の大きさ(平均) 葉身:1.5cm 葉幅:1.4cm

寒天B区の現状
a)発芽率 1周間目:07/27 ⇒ 2週目:11/27
b)子葉の大きさ(平均) 葉身:1.6cm 葉幅:1.6cm

一応、寒天A区とB区で現在のところ、葉の大きさに関しては違いは無さそうです。『寒天ではつかだいこんを栽培@』のデータと比較して、寒天区よりは一回り大きくなった感じですが、土区と比べては一回り小さい感じです。また、不思議なのですが、寒天A区ではかなりカビが生えていますが、寒天B区はカビがかなり少なく綺麗なままなんだ。すごい不思議です。



08/03/23 播種後、1週間経過

寒天A区、B区ともに全て発根が確認できました。一方、発芽に関してみると、A区は順調に発芽している上、かなり良い感じに苗ができていますが、B区は発芽がかなり悪い状態(発芽率 A区:24/27 B区:07/27)。

『寒天ではつかだいこんを栽培@』の寒天区とA区の様子を見る限り、寒天の中に1cmから0.5m程に種子を固形寒天に埋めた方がいいのかな…という感じがします。B区は発芽率が悪いのですが、発芽したものに関しては、A区の苗と同等の大きさを持ちかなり良い状態に見えます。(下の写真は土区[左]と寒天A区[右]の播種後1週目の写真)

本日は、A区、B区で発芽が確認できたカップにおいて発芽苗を間引いてそれぞれ1本だけ残るようにしました。






08/03/16 寒天栽培の別パターン

『寒天ではつかだいこんを栽培@』の播種から発芽までの間に土で栽培した場合と、寒天で栽培した場合の生育の違いが見られた。土で栽培するのと同等もしくはそれ以上の収穫を目標にして、今回の寒天栽培スタートです(ちなみに『寒天ではつかだいこんを栽培@』と同時進行です)。

根菜類の注意点(なんとなく確認)
・移植を嫌うため、直播を行う。
・栽培温度が高くなると根が太らなくなる。
・好適酸性度は弱酸性(pH5.6〜6.5)
・肥料は右上がり方(N<P<K)が良い。

寒天A区と寒天B区について
・寒天A区⇒カップに寒天(寒天1%、HYPONeX[6-10-5]0.05%含)50mlを流し込んだ。また、播種時は3粒ずつ寒天表面から1cm程に埋めた(前回との違いは寒天に液肥を加えたこと、播種を直播にしたこと、播種の際1cmまで種子を埋めたことの三点)。
・寒天B区⇒カップに不織布を敷き、寒天(寒天1%、HYPONeX[6-10-5]0.05%含)を固めて潰して粒状にしたゼリーを入れ、3粒ずつ寒天表面から1cm程に埋めた。
※どちらの区も、前回と同様にカップの底に穴を開け、腰水をした時に水が入るようにしてあります。また、種子は前夜に一晩浸水させています。

栽培スケジュールについて
今回は直播ということで、1、2週間様子を見て、各カップに苗が一つ残るようにする。また、播種2週間後に、500倍希釈したHYPONeXを500ml投与しボックスの水を1.5lに調整する。播種3週間後より週一で500倍希釈したHYPONeXを1l投与しボックスの水を1.5lに調整する。ボックス内の水が減った時は随時水を加える。

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